ボッチャ体験&福祉相談会、盛況にて終了

2018年3月18日(日)に月島区民センターで行われたボッチャ体験会&福祉相談会は、200人弱の参加者が集まり、盛況にて終了いたしました。ご参加いただいた地域住民の皆さま、ご協力いただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました。

このイベントは、地域の公益活動として、中央区の社会福祉法人が協力して行ったものです。同区内の社会福祉法人11社ほどが集まり、「中央区連絡会」と称して企画から実施まで皆で協力して行いました。(一社)日本ユニバーサルボッチャ連盟様のご協力もいただき、おかげさまで、子どもからお年寄り、車イスの方まで、みんなでボッチャを楽しむことができました。

ボッチャは初めてという方がほとんどでしたが、白い目標ボールに向かって投げるだけなので誰でもできるのです。相手ボールより、白いボール近くに何個投げられるかで得点が決まります。ただ、これが意外とむずかしく、投球時の力加減や方角がなかなか狙い通りになってくれません。ですが、何度か投げているうちに感覚がわかり、ベストショットを出したときの醍醐味も味わえたりします。自力でボールを投げられない高齢者や障がいを持った方には、ランプスという勾配器を使ってもらうなど、一人ひとりに寄り添った連盟スタッフのコーチング姿勢は印象的でした。お年寄りの中には、「立って投げるわ」と、車イスから立ち上がってボールを投げたり、ナイスショットを決められた車イスの子どもが皆からの拍手喝采を受けると嬉しそうに笑ったり、ほほえましい場面が多々見受けられました。参加者の中には、終わったらまた並んでチャレンジするという方も多く、ボッチャ体験の列も途絶えることなく、盛況で幕を閉じました。福祉相談についても、ベテランの相談員が対応しておりました。

最後に、パラリンピアの秋元氏や海沼氏のユニバーサルボッチャ連盟チームと、中央区連絡会チームが対決! パラリンピアのすばらしいショットを目の当たりにし、連絡会チームは舌を巻き敗戦。ボッチャは、ボールを見極め、巧みに操る頭脳戦ということを実感しました。

今後も地域のための公益活動を行ってまいります。