木下財団の助成金がどのように使われてきたかを紹介します
助成先は、障がいを持った方々のための福祉活動をしているNPO等の団体であり、グループホームや通所施設、地域活動支援センター、就労継続支援A/B型事業所などの福祉施設等さまざまです。
その活動内容は、カフェや食堂の運営、パン菓子工房の運営、農場での野菜の生産、アクセサリーやアート作品の創作、就業のための訓練など多岐に渡っています。
障がい者の“はたらく”を支え、生活面をサポートする団体の活動は、障がい者が生きがいを持って活躍するためには欠かせません。
助成金の使われ方の具体例
車両の購入:障がい者の方の送迎車両として。スタッフの訪問用にバイクや車両を購入
- 運搬用、送迎用、出張販売車両、フォークリフトとして
研究/調査:様々な障がい者福祉に関する研究や調査費の一部として
- 福祉制度のあり方についての研究、障がい者の事態調査など
修繕や改築工事:施設環境をより快適に使いやすくするために
- 授産活動のために陶芸釜やミシン等を整備
- 車いす用に昇降機を取り付け、自動扉に変更する等、障がい者が活動しやすくなるようリフォーム
- 古くなったトイレ、厨房、居室などを快適な環境にするために修繕
機械の購入:作業効率や生産性を高めるために
- 農業機械、機織機、ボイラー等の購入
- 障がい者の作業用として缶詰圧縮機、紙折り機、結束機などを整備
備品の購入:施設で利用する家具や小型家電等の購入
- 障がい者の働く場としてのカフェで利用するお皿やカップなどの整備
- リハビリ機器、療育用品の整備
- 防災用品や日用用品の整備
OA機器の購入:パソコン、プリンター、プロジェクター等の購入
- 目の不自由な人のために専門ワープロ、点字ソフト、点字印刷機を整備
- 耳の不自由な人のためのコミュニケーションツールとしてパソコンとプロジェクターを
- 障がい者の職業訓練、創作活動のためにパソコンを購入